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『伝わるプレゼンの法則100』発売!!

2019年6月30日 - Book, Presentation
『伝わるプレゼンの法則100』発売!!

6月22日に、プレゼン書籍『伝わるプレゼンの法則100』を大和書房より発売しました。

サイボウズのエバンジェリストであり株式会社MOVED代表の渋谷 雄大さんとの共著企画。

「話すプロと作るプロ」の二人で1冊を書いたらどうなるだろう、というアイディアから始まった本書。プレゼンの伝え方に悩んでいる方の解決策、作り方のインスピレーション、そして当日の話し方のヒント、こうしたプレゼンのすべてを100の法則にして、小さめサイズのブックレットにぎゅっとまとめています。

僕としては3つめになる著書で、これまではPreziというプレゼンアプリに特化した書籍が2冊だったのですが、今回はより幅広く、「プレゼンテーション」の全般を扱った書籍になります。

 

本の内容を30秒の動画にまとめました。こんな書籍です。

渋谷さんとはプレゼンテーションデザイナーとしての独立前からいろんな形で折々にプレゼンの仕事をいっしょにやってきたので、それぞれのノウハウをこの1冊に凝縮しました。最近は僕は “プレゼンテーションデザイナー” だし、渋谷さんは “MOVEDの社長” で “サイボウズのエバンジェリスト” なのですが、初めて知り合ったときはお互いこの肩書になる前の時代だったりするので、その時からのいろんなやり取りも思い返しながら作った1冊です。

■ 『伝わるプレゼンの法則100』ってどんな本?

通常、プレゼン書籍というのはストーリーの作り方を扱う本で1冊、資料の作り方を扱う本で1冊、さらには話し方で1冊、というふうになっているものが多いのですが、今回僕らの書籍ではこの3つ「ストーリーをつくる → デザインする → 話す」を「伝える」というポイントをキーワードに1冊にコンパクトにまとめる、という構成にしました。

やってわかったことは、コンパクトにまとめづらすぎる!!ということ。プレゼンなんていろんな状況とバリエーションがあるわけで、だらだらと長く書くほうが当然楽だし安心なのですが、これをあえて「見開きで1法則」× 100コ、という極限までミニマムにまとめています。ポイントは、この書籍そのものが「伝わるプレゼン」であるように。各ページは文字とイラストの組み合わせで分かりやすく解説。特に僕が担当したデザインのところは全新作でサンプルのスクリーンを作りました。

渋谷さんの担当のストーリー・話のパートは、渋谷さんがこだわった実例をイラスト化。最終的に僕の方でイラストをすべてブラッシュアップをして、全体のデザインを統一しているという何段階も工程を入れた手抜かりのない仕上がりです。

 

■ 「現職」の二人だから書けるコンテンツ

渋谷さんも僕も、実際に毎日プレゼンを仕事にしている人間です。それなのに、というかだからこそ、というか、二人ともどこかのすごい学校でプレゼンを習ったわけではないし、有名な企業や人にお墨付きをもらった、とかでもありません。ただ地道に手探りでプレゼンをよりよくする方法を探しては取り入れ、失敗しては直し、を繰り返してきた人間です。だからこそこの書籍は、「現職が使っている問答無用で使えるテクニック」を集めた100の法則に仕上がっています。

僕が担当したデザインのパートでは、他のプレゼン書籍に書いてないこと、建前のルールではなくて、裏技でもなんでも、とにかく使いやすくて効果の高い現実的なTIPSを多く書いています。

 

■ 細部までこだわりぬいたマテリアル感

そして、「書籍」というからには手に取ってもらったときの質感や満足感も考えて作っています。これは大和書房の編集担当の斉藤さんのこだわりで実現したポイント。プレゼン書籍としてはかなり小さいサイズ。手に取って方からは「ちっちゃい!」という声がけっこうあがるくらいかわいいサイズ感で、デスクにおいても鞄に入れてもほどよい存在感になるサイズになっています。表紙も布のような素材の紙(高いんですよ。。)を使って、あえて手帳のような質感にしあげています。

こういう細かいところもにもこだわりが。表紙のアイコンにもちゃんと意味があります。

■ PVも自分で作る著者

これで書籍を書くのは3冊目なのですが、実はこれまでの2冊はどちらも自分でPV動画を作ってきました。なのでなんとなく習慣というか名物というか、今回も自分で作ってみたのが最初にあげているPV動画です。

これも「伝わるプレゼン」の一環。書籍と違って動きで伝えるので、いろいろ工夫をしています。

こんなふうにいろんなこだわりが詰まっている本書、書店で見かけたらぜひお手に取ってみてください。AmazonではKindle版も出ています。