みなさんこんにちは。プレゼンテーションデザイナーの吉藤です。
今日は、Preziのアップデートについてご紹介したいと思います。まずは、みんなが待っていたこれ。
待望のグラフ機能
ついに!ようやく!Preziでグラフが描けるようになりました。ただし、Pro(年間$159)のライセンスユーザーだけが使えます。Proライセンスだけ、というのがちょっと残念というか、限定的なんですが、この機能では簡単な操作でシンプルなインフォグラフィック風なグラフが作れるので、非常にオススメです。
グラフの作り方は、[挿入]→[グラフ]をクリック。
次のようなダイアログが出るので、上部の[グラフ][データ][スタイル]のタブを切り替えてグラフの種類や色などを決めていきます。
カラーも簡単に変更できるので、自由度が広がります。また、データ部分のセルには、エクセルのセルをそのまま貼り付けられます(ここ重要)。これまでPreziを見ても、「おもしろいんだけど、グラフが作れないとビジネスでは使えないよなぁ。」と感じていた方、これで問題解決ですね。
Preziで作ったサンプルはこんな感じです。単にグラフを見せるだけではなく、グラフに中にズームすることも。こういったPreziならではの表現が効果的ですね。
“ダッシュボード” 登場。
次にご紹介するのはPreziのインタフェースのアップデートについて。先月Web版が、今月デスクトップ版が新しくなりました。今回新しくなったのは、開いて最初に表示されるトップ画面。より大きなサムネイルでpreziが並ぶようになりました。Prezi Inc.では今回からこれを “ダッシュボード” と呼んでいます。
それではこのダッシュボード、見てみましょう。
Web版
従来よりもすっきりして、サムネイルが大きくなりました。
(コンフィデンシャルなプレゼンばかりなのでサムネイルにぼかしを入れています)
左側の列にフォルダがあって、右側の大きなスペースに自分の作ったpreziが並んでいます。操作感はいままでと同じですね。
デスクトップ版
デスクトップ版は今回のアップデートで大きく見た目が変わりました。
Web版とよく似た構成になり、Web版とデスクトップ版の差がなくなってきた感じです。
画面右上の三本線のメニューを押すと、このようにフォルダなどが表示されます。
ちょっと注意点なのですが、4/15日現在では、自分の作ったpreziをすべて(最大999件)ダウンロードする仕様になっているようです(アプリは途中でクローズしても全然大丈夫なんですが)。作ってるpreziが多い人はちょっと困りますね。Prezi本社にはフィードバック上げていますので、そのうち改善されるかもしれません。
なおデスクトップ版についてちょっと使い勝手が分からない、、という方も多いかと思いますが、これは “Prezi専用ブラウザ” くらいに考えていただくとよいかもしれません。デスクトップ版で作ったものも、Web版で作ったものも、自動で同期するのでどの場所からでもどのPCからでも(iPadでも)、ログインさえすれば同じPreziを編集できるようになっています。
PowerPointに慣れていると、アプリを立ち上げてもするに白紙が出てこないので戸惑いますが、このあたりはクラウドベースのツールの特徴ですね。(パワポも2013あたりから最近使ったファイルとかテンプレートとかが出るので、この辺似てきましたけど)。
ということで、Preziのグラフ機能とダッシュボードについてまとめました。
また一歩新しくなったPrezi、ぜひ試してみてください!