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COLORS OF BHUTAN

2015年8月21日 - Photography
COLORS OF BHUTAN

みなさんこんにちは。プレゼンテーションデザイナーの吉藤です。
この夏、ブータンを旅してきました。シンガポール→バンコク(乗り換え)→カルカッタ(経由)→パロ。ここからでもけっこう遠いですね。

ブータン、と日本語で聞くと、なんだかかわいらしいような、ちょっと間が抜けたような名前のこの国。
この国名の由来はサンスクリット語のBhu’Uttan(高地)、あるいはBhotanta(地の果て)と言われているけれど、この国のことば、ゾンカ語ではDruk Yul(雷龍の国)という雄々しくも神々しい国名が正式な名前です。12世紀にこの地を訪れた高僧が、龍の鳴き声(雷鳴)を聞いたところから国の始まりがあるとか。”幸福の国”を一躍有名にした若き国王の称号はDruk Gyalpo(雷龍の王)だし、国民はDruk Pa(雷龍の民)ということで、かわいらしいどころか、なかなかかっこいい国です。

何枚も写真を撮ってきて(というか、1500枚くらい撮った)建物や布の色がすごく印象に残ったので、色だけ抜きとった写真を作ってみました。
龍の国の色彩は、どこかちょっと切なくて懐かしい、くすんだ赤が印象的でした。

 

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