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Prezi事例紹介 : 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社様

2015年7月6日 - Presentation
Prezi事例紹介 : 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社様

みなさんこんにちは。プレゼンテーションデザイナーの吉藤です。
例によってだいぶ(だいぶどころじゃない)間が空いてしまいましたが、本日はプレゼンの事例紹介をしようと思います。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社様からのご依頼で、ベンチャー企業ビジネスプラン発表会にて使用されたPreziの制作を担当させていただきました。
では早速今回のご依頼の内容をざっくりと。

■用途

ベンチャー企業ビジネスプラン発表会のイントロ部分のショートプレゼン

■目的WS001201

来場者の視線と興味をひきつけ、イベントで登壇するパネラーの立ち位置を明確にする
というものです。

そして最後にもうひとつ

■納期

一週間(!!)

たまにこうしたスピード対応のご依頼をいただくのですが、短納期での作業が必要な場合、作業時間とクオリティとのバランスはデザイナーの腕の見せ所ですね。

 

普通、プレゼンデータの制作は、
 ヒアリングして~デザインラフつくって~お客様確認が入って~1stドラフトがあって~フィードバックがあって~修正納品
までが3週間~長いものだと2か月、というスパンで動くんですが、そこはプレゼンテーションという分野。発表する日が決まってたらそこは絶対です。
なので、「これをこの日まで!!」という爆速仕上げおまかせコース(自称)にも対応しています。

このプレゼンテーションで特徴的なのは、発表会のイントロ、という位置づけですね。WS001206
お客様はこれを “つまり前説ですね。うふふ” とおっしゃっておられました。非常に適格な表現です。

だからプレゼンそのものの目的としては上に書いた通りなんですが、もう一歩踏み込んで「Preziを使う目的」となると、

 会場内の視線を集めて、後に続く登壇者の方々のために会場にワクワクする空気を作り出しておく

ということになります。

今回のプレゼンの内容としては、地域のICTスタートアップに必要不可欠な「ハブ人材」の定義・紹介です。
このコンテンツと、先ほどのほんとうの目的を同時に満たすデザインというのが、今回の納品物になるはず。

ということで、しばらく設計を練って、今回はデザインモチーフにワイヤーアートを使って立体感を持った世界を表現することにしました。
そこに人物イラストを配置して、さまざまな人材の役割を紹介していきます。

WS001203

Preziはベタ塗りのベクターイラストと非常に相性がいいので、よく使われますね。ピクトグラムではなくリアルなシルエットを使ったのは、幅広い世代の参加者の方々の受けを考慮して、よりビジネス的なスマートさを優先した結果です。

立体感のある世界を、人材の役割にあわせて動くカメラワークも実は練りに練った結果。
無駄にダイナミックな動きをせず、人材の位置付けと説明内容にあわせて画面が動くようにすることで、見ている側が自然に受け止められる画面遷移を心がけています。

出来上がったPreziはこちら。(今回公開用として個人名や写真などをカットしているため、実際に使用されたものよりもだいぶシンプルになっています)

データが完成したら、シナリオシート(ここでこういう話をしながら画面を動かすといいですよー、ということをプレゼンデザイナー視点で書き込んだもの)と合わせて納品して、ぴったり納期通りでした。このシナリオシート、状況によって作成することがあるのですが、特におまかせで制作させていただくときに、データだけの納品では伝わりづらい部分を補足するために使っています。

プレゼン当日はドキドキしていましたが、終了後にお客様から、非常に受けが良かった、というご一報をいただき、ほっとしました。

今回のように、イベント本番の前のイントロ部分でPreziを活用されるケースはけっこう多いです。
会場をあっためるためのショートプレゼン、今度いかがですか?

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